8月12日、深入山でゴマシジミの調査をしました。
ゴマシジミは深入山のような草原環境に生息する蝶で、現在はその数が大きく減ってきています。

広島県では深入山と雲月山の2か所しか確認されていません。
両山とも毎年火入れをして草原環境を維持しています。

ゴマシジミを捕獲して頭数を記録すると同時に、深入山での生息分布を調べています。
また食草であるワレモコウの分布も調べていきます。
 
まずは下からチョウを探しながら進んでいきます。

山頂付近に生息適地を見つけました。
登りやすい山ですが、草原のために直射日光をうけてなかなかハードな登頂です。
深入山ではゴマシジミ等の貴重な種は採集が禁止されています。
(安芸太田町の許可を得て実施しています)

保護のために生息分布や生息数については非公開としています。

参加者:12名
講師:上野吉雄

10:00:オリエンテーション
10:10:調査地点1の調査、山頂への移動
12:30:登頂・昼食
13:30:調査地点2~3の調査、下山しながら目視調査
16:00:終了


※この事業は地球環境基金の助成を受けて実施しています。