3月29日に両性類と爬虫類の飼育環境を学ぶ講座を開催しました。
両生類は水辺と陸地の両方の環境が整っていなければ生息できず、県内に在来する種は絶滅危惧種が多くを占めます。
飼育環境を学ぶことで、保全するべき環境を理解を目的にしています。
そして捕獲の方法や飼育方法を学び、今後の研究に役立てます。

飼育環境について学んでいます。
三段峡内にはヤマアカガエル・タゴガエル・アズマヒキガエル・シュレーゲルアオガエル・モリアオガエル・カジカガエル、ヤモリやイモリ、小型サンショウウオが生息しています。
それぞれに適した環境を理解すると、それぞれの生き物の生態を理解できます。

水質検査
水の状態を把握すると共に、酸性・アルカリ性の意味や変化する理由などを学びました。

様々な数値を測定することで、目に見えない環境が見えてきます。
講座の企画段階では想定できなかった学びも沢山ありました。

参加者5名
講師:楢本浩二

10:00:オリエンテーション
10:30:両生類の飼育環境について
12:00:昼食
13:30:爬虫類の飼育環境について
15:00:終了

※この事業は地球環境基金の助成を受けて実施しています。