2025年2月15日(土) ヤマセミシンポジウム「高橋市の鳥ヤマセミを学ぶ1日」に登壇させて頂きました。
<内容>
午前
・高梁市中流域でヤマセミを探しながら、野鳥観察
・高梁市の河川環境を学ぶ
午後
・会長黒田先生「昨年度からの高梁市ヤマセミ啓発活動の取り組みについて」発表
・上野吉雄先生「広島県西部のヤマセミの繁殖状況」講演
・佐藤亜紗「広島でのヤマセミの保全活動の取り組み」発表&紙芝居「ヤマセミの巣穴」読み聞かせ
・ディスカッション-会長黒田先生「高梁市の地質について説明」、高橋地域で保護活動を進める手立てを参加者全員で話し合う-
<観察会の様子>

石灰岩に囲まれた渓谷での観察。残念ながらこの日はヤマセミを見つけることが出来ませんでした。他の野鳥、ミサゴ、カイツブリ、キセキレイ、エナガ、などを観察。
移動中のバスの中から見つけたカモ類は上野先生が解説。参加者の方々がとても喜んでおられました☆
<講演会の様子>

上野先生はヤマセミの繁殖について、食性について、を主に話されました。さんけんからはヤマセミ部のこれまでの活動を。特に人工巣穴について詳しくお伝え出来たと思います。
<紙芝居の初披露>

紙芝居の最後のセリフ「ヤマセミー!がんばれー!」を急遽参加者全員で言ってもらいました。
ありがたいことに、紙芝居は好評でした。披露出来てよかったです。
<ディスカッションタイム>

和やかな雰囲気の中、まずは個々で、何が出来るか案を付箋に書きだしました。誰でも出来る・専門的・簡単・難しい のどこに当てはまるか、グラフに貼り出し、ファシリテーターが発表。
一番多かった案は巣箱を設置することでした。付箋の内容を、調査、巣箱作り、広報のグループに分け、この案をどう進めていくか意見交換を行いました。
地域のこども達に関心を持ってもらう為の斬新なアイデアもあり、さんけんヤマセミ部もとても参考になったディスカッションタイムとなりました。

今回のイベントでは、高梁市野鳥の会の皆さんの熱意と団結力に、さんけんヤマセミ部は気合いを入れ直して頂きました。
来年度の活動は、今まで以上に内容を濃くして、成果を出す年にしたいです。
(担当:佐藤)